金沢市議会 2020-09-11 09月11日-04号
この交渉過程で、犀川総合開発計画、この機運が高まりまして、県・市当局、議会、県選出国会議員、総がかりの運動が展開されまして、犀川ダム建設を中核とする開発計画が国に認可されることになります。この辺ですね、下のほうです。上寺津に全国初の市直営の水力発電所、逆調整ダムを建設して、1966年、悲願の公営電力事業を開始し、都市ガス事業とともに今日に至っております。
この交渉過程で、犀川総合開発計画、この機運が高まりまして、県・市当局、議会、県選出国会議員、総がかりの運動が展開されまして、犀川ダム建設を中核とする開発計画が国に認可されることになります。この辺ですね、下のほうです。上寺津に全国初の市直営の水力発電所、逆調整ダムを建設して、1966年、悲願の公営電力事業を開始し、都市ガス事業とともに今日に至っております。
また、かねて整備を進めてきた辰巳ダムが、先月竣工いたしましたので、既存の犀川ダム、内川ダムとあわせ、犀川の治水や浅野川の流量負担の軽減など、今後の水防対策に重要な役割を果たしてくれるものと存じます。
質問の第2に、辰巳ダム建設と犀川ダムにおける工業用水貯留量の河川維持流量への振りかえについてです。 辰巳ダム建設事業は、最終段階を迎えています。現在、ダムを満水にしてから放流を行う試験が行われています。辰巳ダム建設事業が実施計画調査事業として採択されたのは1975年、昭和50年ですから、37年が経過したことになります。この間、ダム建設そのものが必要なのか問われてきました。
実は、私も20代の初めに犀川ダムから高三郎に向かって山道を歩いた経験がありますが、時間の制約があり、途中で引き返したことを思い出します。高三郎山は、金沢市から白山に至るルートに位置し、急峻な山道は究極の白山ルートとしてワンゲル学生のチャレンジの対象になってきました。
また、農業用水量につきましても、近年、犀川流域における市街化の進展に伴いまして、かんがい面積は犀川ダムが計画されたときよりも減ってきております。農業の形態も変化をしておるわけでありますから、取水量等につきましては、地元の理解、同意が得られるように調整をしながら、適正な見直しを図っていきたい、このように県は申しておるというふうに申し上げておきます。
さて、質問の第4点は、かねてからまちづくりの懸案となっております犀川ダムにおける有効貯留量 1,195万トンのうち、工業用水道貯留量 207万トンの取り扱いについてであります。
また、これにあわせて犀川ダムにおいて、本市が保有する工業用水を市内用水の流量確保のために振りかえることも出されてまいったのであります。犀川下流における洪水防除の観点から、かねて一日も早い辰巳ダムの早期着工、完成を要望してきた私どもといたしましては、このことが着工をさらにおくらすことになるのではないかという懸念を持つものであります。
質問の第3点は、犀川ダムの工業用水の用途変更に関してであります。 犀川ダムの工業用水の問題については、我が党の森尾前議員が2年前の9月議会を皮切りにたびたび問題にしてきたことは御承知のとおりです。
テクノパークに伴う工業用水道関係予算を初め、辰巳ダム建設計画の発電事業からの支出、犀川ダムにおける使用されていない工業用水の水利権負担等、これらのいずれにも反対であります。 次に、2006年から搬入を目指している内川第1建設発生土処理施設建設事業については、貴重なオオタカの生息確認、営巣発見以来の自然環境を守れの声が強く、環境破壊防止からも事業計画の見直しを求めております。
辰巳ダム建設計画を進めるための発電事業会計からの予算支出と、犀川ダム開設からの35年間、一滴も使用していないこの工業用水利権に対し、これまでに3億円が支出され、新年度予算において約 900万円が計上されていることに反対であり、改善すべきであります。 また、学校給食のための大規模な共同調理場建設は見直すべきです。
これは犀川ダムを築造した際、県との合意による建設費の負担とあわせての水利権取得であり、現在の権利金の支払いは合法的と考えています。しかし、現実に犀川大橋から大豆田あたりまで、夏場は水がれであり、この工業用水日量3万トンが、その対策に利用できればこれにこしたことはないと考えるものであります。
犀川ダムが完成したのは1965年、内川ダムが完成したのは1974年です。いずれも洪水を教訓に建設され、内川ダムは、浅野川の上流にダム建設の適地がないとして、浅野川の水量を浅野川放水路を通じて犀川に流し、この水量を削減する対策として建設されました。
犀川ダムの貯水率は平年39%なんですが、これを大きく下回りまして13%に低下をしておりまし た。しかし、給水に支障はなかったわけであります。これは県水受水によるところが大きいわけでございまして、7、8月二月の配水量でありますが、約 1,200万立米のうち52%を県水が占めました。もし、これがないということになりますと、計算上は8月19日には犀川、内川ダムは底をつくということになります。
このような高温と少雨が続いたことにより、水道水への影響が大変心配されたところでありますが、幸いにも飲料水等については簡易水道に頼っている加賀朝日町、納年町、駒帰町で給水車の出動要請があったほかは、さしたるトラブルもなかったとのことで、これは金沢市民の水がめとして市民の生活を支えている犀川ダムと手取川ダムのおかげと安堵しております。
第2点は、犀川ダム単独の計画では50年確率であったが、内川ダム建設では犀川・内川両ダムで 100年確率を想定したこと、また辰巳ダム建設では計画降雨の見直しはあったが、やはり 100年確率であったということであります。第3点は、やはり技術基準の中で、計画降雨の時間分布及び地域分布の決定に当たって、引き伸ばし倍率は2倍以内が望ましいとされています。
まず、辰巳ダム建設の目的に挙げられている洪水対策では、犀川総合開発事業計画の中で、既に 100年確率の洪水対策として犀川ダムがつくられ、その後、浅野川の洪水を犀川へ分流させるために、浅野川放水路と内川ダムがつくられています。
また、この余剰電力の購買者である北陸電力との関係は、犀川ダム、内川ダムの売電並びに新規の辰巳ダム建設による発電計画等、金沢市との協議は多岐に及んでいると拝察いたしますが、今までに太陽光発電において情報交換をしてきたのか、その有無を伺います。 金沢市の場合、黒がわらの景観配慮など特殊事情はありますが、積極的な導入を検討されるべきと考えます。
この計画では 100年確率ということで、犀川ダム地点で基本高水量を毎秒 570トン、内川ダム地点で毎秒 440トンということに想定をしております。基本高水量というのは川が基本形、つまりダムがない場合にどれだけ出水するかという予想値でございますが、浅野川から犀川へ毎秒 250トンを導水管によって導水するということで、犀川が犀川大橋の地点であふれてしまうため、この事業計画ができたわけでございます。
そこで、1点目として、本市の水道事業において極めて重要な役割を果たしている犀川ダムについてお伺いします。犀川ダムは、犀川総合開発事業の一環として、水資源確保と犀川の治水対策並びに水力の高度利用を図る多目的ダムとして昭和41年に完成し、上水道やかんがい用水、工業用水道の供給、発電、洪水調節等の機能を担ってまいりました。
犀川ダム、内川ダムの機能を検討することや、調整池の建設、平沢砂防ダムの改良、河川の拡幅、排水ポンプ設置など、具体的検討こそ必要だと考えるものであります。河北潟を埋め立てた反省を生かすべきであります。